海の中には、たくさんの葉を茂らせ立体化した海藻の森と、海草の草原があります。葉が多いほど多くの生物を棲まわせたり、海水を浄化する働きも盛んになります。太陽光をエネルギ−として受け、生成した糖質をカロリ−源にして生きています。
魚・エビ・カニ・貝類・の産卵場や稚魚の保育場となるばかりでなく、葉上の微生物や小動物から魚たちの食う食われる関係(食物連鎖)を通じて、海水を浄化しています。海水が汚濁すると光が届かなくなり、海藻も海草も生きていけなくなります。排水口は川・海へ直結、私たちの暮らしが川・海を汚しています。海藻・海草は陸上の森や草原と同じ働きでCO2を削減し、地球温暖化防止の大きな役割を果たしています。EPOは“海の環境がなぜ大切なのか・海の役割の大きさ”を「講演会・講座・ワ-クショップ・フィ−ルドワ−ク」などで、発信していきます。
◆講座・体験会の企画・講師派遣はご相談ください。
海藻を糸口として“海の環境がなぜ大切なのか”海を理解する学びと、カラフルで美しい海藻を使って「海藻おしば」作品づくりを体験します。小学生から大人まで“楽しく海を学ぶ”環境学習です。
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